この本はお笑い芸人の、キングコング西野亮廣さんの二作目のビジネス本です。
自分の印象は、最近テレビで見ないなって思ってたのに、絵本作りましたとか、インタビューでいきなり帰ってナイティナインの岡村さんに色々言われて話題になったり、芸人としてではなく他のことでいろいろと話題になってるなくらいにしか思ってませんでした。
ですがこの本によると、絵本の制作にクラウドファンディングを使い、過去最高の金額集めることに成功していました。
さらにその広告や宣伝方法に今までで出版業界になかった常識を打ち破り、現代の広告のメリットを最大限に活用し、成功を収めてます。
そんな西野亮廣さんの本紹介します。
目次
西野亮廣とは
西野亮廣
西野 亮廣は、絵本作家、俳優。お笑い芸人としては本名の西野 亮廣名義で、漫才コンビキングコングのツッコミ、ネタ作り担当として活動。相方は梶原雄太。絵本作家としてのペンネームはにしの あきひろ。 兵庫県出身。吉本興業所属。身長173cm、体重57kg。
今では芸人の印象は薄れてきてますよね。この絵本作ってます↑
俳優などもしているそうです。
芸人では異例の「ひな壇にはでない」と宣言し、実行してます。
嫌いで苦手なことはしたくないという理由からだそうです。
性異常者とも語っており独身になります。
西野亮廣の頭の中とは
自分が今まで想像していたイメージとは違い、西野さんの頭の中はとても理屈が通っていて的確に物事をとらえていて無駄がない印象に変わりました。
一見わがままで、自己中心てきな感じもしますが、実は自分に正直な考えで生きていていて、言いたいことが言えず我慢しすぎて生活している人や、やりたいことがあっても言えず押し殺して生活している人にとっては、とても理想的な考え方で生きているなと感じました。
そんな考えを「えんとつ町のプペル」の広告戦略に活かし成功した。
具体的な方法を紹介します。
革命のファンファーレ
本の中ではインターネットによる情報革命がおこりその時代の中で生きていく術を紹介してます。
自分が為になったワードを紹介します。
「お金」とは信用を数値化したものだ
信用を数値化したものがクラウドファンディング。
信用がないとお金は集まらない。
信用を得るためには嘘をつかないこと。
意思決定の舵は「脳」ではなく「環境」が握っている
何かをするときに、こうしようと頭で意識するのではない。
それをしなくてはいけない環境を作ることが物事を確実に良く進められる。
「貯金」から「貯信」の時代へ
お金をコツコツ貯めたり、モノを売ってお金を得るよりも、使ったり無料で提供したりすることで、信用を貯めていくことが将来的には、プラスになる。
信用時代の広告は口コミが最強。口コミをデザインしよう。
広告はいかに人に口コミさせるかが大事。
自分ひとりの時間は決まっている。人に口コミさせ、宣伝させれば二倍三倍と増える。
最後に
西野さんは今までの絵本業界には全くなかった宣伝広告の手法で、「えんとつ町のプペル」を大ヒットさせた。
それは根拠に裏付けされた自信と、行動力で実現してきた。
すべて自分自身で決断して。
自分の人生も決めるのは自分でその人生を歩むのも自分。
こうなりたい、あーなりたいと思っている人はたくさんいてもなかなか行動にうつせている人は少ないですよね。
そんな人にとっては心が動かさせる一冊だと思います。
秋元康さん、小山薫堂さん、堀江貴文さん、藤田晋さん、前田裕二さん、見城徹さんも帯にコメントが入っておすすめしてます。