35歳といえば、サラリーマンでは、何かの部署のまとめ役になっていたり、リーダー的な位置にいるくらいの年齢でしょうか?
35歳で新しい職場に、転職する人もいると思います。
どんな状況の人でも、ある程度社会を経験し、人生の岐路に立っている年齢が35歳だと思います。
そんな年齢の人にピッタリな本、紹介します。
野村克也
氏名 野村 克也 生年月日 1935年6月29日 血液型 B型 出身地 京都府 身長・体重 175cm/85kg 役職 野球評論家 投 / 打 右/右 球歴 峰山高-南海-ロッテ-西武-ヤクルト(監督)-阪神(監督)-シダックス(監督)-楽天(監督) 出演番組 / 著作物 【著作物】
2005年 野村ノート
2008年 野村の流儀
2008年 エースの品格 一流と二流の違いとは
2009年 野村の極意
2009年 あ~ぁ、楽天イーグルス 他、多数
【出演】
2010年 スカパー! CM
2010年 TOYOTA NOAH CM
2011年 KONAMI プロ野球スピリッツ2011 他、多数京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。
歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。
「ささやき戦術」や投手のクイックモーションの導入など、駆け引きに優れ工夫を欠かさない野球スタイルは現在まで語り継がれる。
また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ四球団で監督を歴任。
他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。
インタビュー等でみせる独特の発言はボヤキ節と呼ばれ、 その言葉はノムラ語録として多くの書籍等で野球ファン以外にも広く親しまれている。 スーパースターであった王・長嶋と比較して、自らを「月見草」に例えた言葉は有名である。
現在は野球解説者としても活躍。
野村克也は、プロ野球界で長年選手、監督、解説者で活躍した人物です。
リアルタイムで、選手としての活躍は見てませんが、個人的には、野村監督の解説がかなり好きで、興味のないチームの試合でも野村監督が解説なら野球中継を見るくらいでした。
そんな野村監督が大切にしているものが、「そなえ」です。
それをしっかりしていれば、どんな夢でも叶う!
そんなことを、自身の経験から教えてくれます。
人間的成長なくして技術的進歩なし
まず大事なのは人間的成長です。
何をするにも、まず土台として人間的に成長してないと、何も進歩しません。
人生観、礼儀、親孝行、周りの評価、容姿、言葉などをどのように正していけば、人間として成長できるか教えてくれます。
個人的には、礼儀、親孝行、容姿この3つを再確認できました。
当たり前のようですが、礼儀はとても大事ですし、基本の挨拶からしっかり正そうと思いました。
親孝行にも、周りに対する感謝がないとできません。
容姿の見た目も、仕事に対する覚悟。覚悟が見た目に現れる。
ロン毛の寿司職人の寿司、食べたくないですもんね。
「失敗」とかいて「せいちょう(成長)」と読む
これは失敗もプロセス(過程)を考えて物事に挑めば成長につながる。
失敗は成功のもと、みたいな感じですね。
ただ、なんとなくや適当に物事を進めていたら、何となく成功した!という成功になり、またそれを再現するには、難しくなります。
しっかりとしたプロセス(過程)があれば、何度でも成功を再現することができます。
その為には、常にアンテナを張り、物事を注意深く観察したり、察する能力が不可欠です。
人間の最大の悪、それは「鈍感であること」です。
満は損を招き、謙は益を受く
満足したらそこで成長も、なくなってしまします。
三度の試合を活かした。
本の中では三試合でしたが、実際の仕事などでも活かせますが、営業だったらクライアントのところに行くまでに想定をして、実際営業してみる、そして反省会。
三試合することで、様々なことが見えてきます。
問題意識を常に持ち、明確な目標を持つことで、その目標に向かって行動することができます。
おのれを知り、徹せよ
人間には向き不向き、適材適所があります。
いち早く自分の得意分野、苦手分野を把握し、それを突き詰めることで、会社や社会に必要な人間になることができます。
リーダーばかりの組織は成り立たないし、国民全員が公務員や、ユーチューバーになったら崩壊してしまいます。
自分に常に自問自答くりかえし、正しい努力で自分を高めましょう。
最後に
野村監督は様々な本を出版してます。
野球界の事の本が多いですが、この本は野球に興味がない人でも為になりますし、人生を生きていく上での基本を学べるような本です。
自分としては一番おすすめで、「備えあれば患いなし」これを徹底して、60歳、70歳になったときに、あのころ備えておいてよかったなと言えるようにしておきたいですね。